陸上クラブ To Be Athlete Clubってどんなクラブ?
つくば・土浦拠点とする陸上クラブ
To Be Athlete Club
(トゥービーアスリートクラブ)
という想いで活動をしております。
幼稚園~高校生まで
年齢や目的目標に沿って
科学的根拠に基づいて
コーチングを行っています。
走るのが大好きな子はより速く!
走るのが少し苦手…な子も
どんどんかっこよく!速く!
走れるようになっています✨
随時、体験会を実施しております。
ぜひお気軽にお越しください🙌
\体験申込は公式LINEから受付中/
コンプレックスを
別角度で受け止められた話
今回は、実は私がずっと
コンプレックスだったことが
12年越しに救われたような
気持ちになったお話です。
(ちょっとうれしかった小話。)
この前、戸邉さんのお友達と
話をする機会があって。
同い年の研究者の方で
バイオメカニクスの研究をされていて
さすが、研究職だな~
って思いながら
話を聞いていたのですが
(研究してる人あるある、一人称が「私」)
研究すればするほど
「解らないこと」が増えていくので
憶測でモノを言えなくなる
という話をきいて
競技者も、研究者も、
専門的になればなるほど
分からないことがどんどん
増えていくんだな~
と親近感を覚えました。(笑)
解らないことを「わからない」と言う信用性
教わる側も勉強していますが
教える側はその2倍、3倍の
勉強をしてずっと
アップグレードしていないと
違うこと(遅れている知識)で
指導することになる。
もちろん、経験則からの
指導も私は大切だと思うし
「解らない」部分があるからこそ
指導歴や経験から考えて言えることが
あることも肯定しています。
ただ、学校単位で何人も
全国入賞者を輩出している
先生方と話をしていたら
めちゃくちゃ勉強してはる。
中学・高校の先生も
科学的根拠をしっかり学んで
トレーニングの研究して
しっかり論文も読んでたりする。
そして、自分の理解の
及ばない範囲は勉強したり
試したりするけど、指導はしない。
「その部分はわからない、すまん」
って言えちゃう先生が多い印象です。
指導の現場で
分からないことを質問されると
なんとなく、
「こうなんじゃないか?」
という憶測で教えてしまいそうですが
ちゃんと
「そこは先生にはわからない」
「一緒に考えよう」
「調べとくわ」
と言える先生は信用できる、
という話で盛り上がりました。
自分の思い込みが
自分の可能性を潰している
私は小さい頃から
「自分には才能がない」
って思っているんですが
それを加速させたのは
高校3年の時のジュニア合宿。
日本ナショナルセンターで
同世代のインターハイ優勝・入賞レベルの
選手たちを集めて
体力テストみたいな測定を
2、3日かけてあらゆるテストや
測定をしてデータをとるというものに
参加した時です。
日本のトップレベルの選手は
何かしら「トップレベルの要素」
例えば、体格の素質が
高かったりするのですが
取られるデータが全て
「一般人レベル(平均点)」
のあたりを叩き出してて。(笑)
なんの長所もなくて
めちゃくちゃ悲しくかったし
恥ずかしかったのを覚えています😂
唯一、「MART」という
めちゃくちゃきついテストは
けっこうなところまで
走り切った気がする。
《MART》とは
Maximal Anaerobic Running Testの略。
この測定は、傾斜4度のトレッドミル上で
20秒間走と100秒の休息をくり返しながら漸
増負荷走行を行い、各走行間の休息時およ
び疲労困憊後の血中乳酸値と走速度との関
係から、無酸素性パワーや血中乳酸値を基
準とする走速度などを推定するものである
(森丘ほか,2003)。
要するに、
どんどん傾斜がきつくなり
速度も速くなるトレッドミルを
オールアウト
(足が回らくなって機械で宙づりになるまで)
走り続けるという過酷すぎる
体力テストはトップレベル級の
値を出せた覚えがある。
(当時は体力オバケだったからな~w)
そんな感じで測定している時に
そのセンターの人に
「あなたはザ・一般人。
日本人女性代表だね~。」
と言われたんです😂
別に、なんだってことはない
言った方には1ミリも
悪気はなかったと思うんですが
ちょうど当時の私が
気にしていた部分だったから
余計にその一言が刺さってしまった。
「ああ、私は才能や
身体的素質は無いのか~」
という思い込みを
より一層強くしたまま、
まあ、才能が無いなら
いける所まで努力して
勉強して考えて、
強くなるしかないな~🤔
と思えたことが競技生活を
長く続けられたおかげでもあるので
結果オーライではあるんだけど。
ちょうど話がそういう流れになって
このエピソードを話をしたら
「それってめちゃくちゃ
伸びしろあるってことじゃん。」
と軽く覆されてしまった。
理由を聞くと、
測定で出る部分は
トレーニングして
伸ばすことが出来る部分
であるということ。
もちろん、身長や腱の長さは
どうすることも出来ませんが
筋力や瞬発力や持久力など
あらゆる「測定できる体力・能力」は
トレーニングが出来る能力と言える、
というのです。
だから、まだまだ
伸びしろいっぱいってことだし、
むしろ「測定できない能力」で
そのレベルにいたんだから
むしろめちゃくちゃ
素質あるってことじゃん、
と言われて、びっくりしました😳
すごく、コンプレックスで
悩んでいたことが
自分の思い込みだったんだ!
と気付かされた瞬間でした☺️
それを話してもらって
10年後にやっと
コンプレックスだったことから
解放されて嬉しかったんだよね☺️
というお話でした。
体力テストは
得意・不得意を知る、
指標になるんだけど
その結果が悪かったからって
「才能がない」「苦手なんだ」
って思わなくてもいい。
っていうことを
身をもって体現していたんだ
と救われました。
ってことがあるかもしれませんね。
ってことで
今日も1日いい日にしましょう。
3月ラスト!
良い年度末にしましょう。
またね~
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(回答はゆっくりめです)