卵巣嚢腫体験談　〜その１〜

おはようございます。

いつもは声のブログですが、

呼吸器を入れていた原因で喉がしゃがれてて

ちょっと人様に聞かせられるものではないので

(いつもの声も大して良くはないが…😅）

今回は、夢サクセスBLOGで

「卵巣嚢腫」の体験を記録しときたいと思います。

そもそも卵巣嚢腫とは？

私が罹った病気は「卵巣嚢腫(らんそうのうしゅ）」と言って

簡単に説明すると、卵巣が腫れる病気です。

子宮の左右に、1つずつある卵巣は、通常、

1〜2 cm ( 親指の第一関節くらい）の大きさなんですが

ここに腫瘍ができて、大きくなったりするそうです。

私のお腹はこんな感じ👇

遡ること、7〜8年前　(当時21歳ごろ）から

時々、レース終了後に突然、下腹部を刺す痛みが…

でも、次のレースあるし、と思って

我慢してたら１０分くらいで治って

その後も何事もなく、走れる感じやし

「これが生理痛ってやつなのかな？」

と、軽い感じで考えてました…

（当時は、全く生理痛はなかったです）

それから、だんだん走り終わって

痛くなる回数も多くなってきて

痛みもひどくなってきたりして

「また、あの痛みが襲ってくるんだろうなー」

これが、私の “ 普通 “ になっていました。

誰かにいうことでもないし、みんなそれぞれ

生理痛と戦ってるっていう話はしたり、聞いたりしていて

「私だけじゃないし、こういうもんなのかなー🤔」

と自分で自分を納得させていました。

ちなみに、ものすごく誤解を招くような、

冷たい言い方をあえて、させてもらうと

痛くなったことの無い人（生理痛が無い人）や男性の先生に相談しても

「無理するな」「薬を飲め」「体調が良くなったらやれ」

くらいしか言えません🙅‍♀️

これは、もう仕方ない。経験していないものは

分からないのが当たり前。

そして、私個人の意見としては

可哀想と同情されたいわけではないし、

痛みをただ我慢し続けるのも嫌だった。

とにかく、痛みを取り除きたかった。

そのためには、自分で病院に行くしかないよ！

自分の体の問題は、自分の体に起きているものだから。

体験談とか、講話とか聞いても

直接的な解決策にはならない！

婦人科検診で引っ掛かり・・・

4年前に、健康診断の婦人科検診で腹部エコーを受けた時

「あれ？ちょっと卵巣が腫れてるかも？」

と診断され、婦人科に再度、受診することに。

その頃、生理不順で3〜4ヶ月に１度しか来なかった生理が

2週間に1回来る様になっていて

もともと貧血気味で、さすがに困るなーと思っていたので

「これは行くしかない！」と思い立ち、婦人科を受診。

膣内からの超音波エコーで見てみたら

「右の卵巣が確かにちょっと腫れてるねー」

とのことで、4cmくらいだったと思います。

これが微妙な大きさらしくて、

手術するまでの大きさではないらしい。

でも、放置も良くないから

「ホルモン療法で様子をみましょう」

ということになりました。

お医者さんから「低量ピル」を勧められましたが

当時の私は（今もだけど）

ピルに対して、ものすごーく抵抗があったんです。

ただでさえ、PMS（月経前症候群）がひどいのに

副作用で太ったり、精神的に不安定になるのが

嫌だったんです。（しかもシーズン中だったし）

勇気がなくて、他にありませんか？と聞いたところ

「では、ホルモン補充療法（注射）にしましょう」

ということになりました。

エストロゲンの強度が低いから副作用も

少ないだろうということでそちらを選択したのですが

これが1ヶ月に2回、計3本の筋肉注射で、

痛い。とにかく、痛い🥺

インフルエンザの予防注射も筋肉注射ですよね？

あれと似たような注射をお尻にブスっと💉

お陰で、生理は月に１度、定期的に来させたい時に

来させることが出来たんですが、痛みは変わらない。

約8ヶ月くらい通ったんですが、卵巣の大きさは変わらず。

このあたりで、別の要因で私の精神状態が悪くなり（笑）

痛みも変わらんし、注射辛いしで、

婦人科通院から足が遠のいてしまいました。

ここで1年に1回でも定期的に受診しておけば

• ここまで大きくなる前に取り除けたのかな？
• 不調の原因を長引かせることは無かったのかな？

なんて、たらればを考えないと言ったら

嘘になるけれども。

でも、今、思い返してもその時その時、

必死で考えて、自分が納得する理由で

自分が選んできた道やから

一切の後悔なし。

だけど、その反面、勿体無いことはしてる自負はあるし

頑張ろうと思っても、

頑張れる身体がなければ頑張れないことも

よーく身に染みたので、先輩風吹かして

失敗した私が、後輩たちや、同じ状態にある人たちに言えることは

病院に行こう。

特に、女性は婦人科検診に行こう。

この卵巣嚢腫は、20〜30代の若い女性によく見られる

非常に発症頻度が高い腫瘍の一つだそうで

その80％程度は良性だそうです。

※ちなみに私は、水分がたまった

漿液性嚢胞腺腫（しょうえきせいのうほうせんしゅ）で良性でした✌️

卵巣嚢腫の他に、子宮内膜症や子宮筋腫も

腹痛の原因になるそうです。

卵巣の腫瘍は小さいうちは、症状が出ることは少なく、

大きくなってから症状が出始めることが多いのが特徴。

（私も試合のレース以外は日常生活で痛むことはほぼ無かった）

👇　以下の症状がある人は、婦人科検診お勧めします！！！

• お腹が張る（腹部膨満感）
• 下腹部の痛み
• 腰痛
• 便秘 や 頻尿
• 下腹部を触ると柔らかいしこりがある

私も、しこりがあることは気づいてたけど

胃下垂なもんだから、勝手に「胃」だと勘違いしてた。

お腹に「でっかい胃」と「爆弾卵巣」抱えてて

よく走ってるよな、私、頑張ってるわ👏（笑）

でも、こんなの言い訳やし、結果が出んかったら元も子もない。

「我慢して頑張ったで賞」なんて無いんだから。

正直、我慢の限界で、痛みの恐怖で練習も

追い込みたいところまで追い込めなくて

それが自分にとって、すごくショックで、

もう走るも潮時かなーと思っていた矢先の

この病気、発覚→手術という流れになっております。

なので、また頑張れそうです。（笑）

今日はここまでにしておきます。

吐き気もおさまり、順調に回復しつつあります。

立って、歩き回って、リハビリ頑張ります。

コメント、メッセージたくさんありがとうございます！

昨日、死んでる中で読ませてもらって元気出ました。

これからもよろしくお願いします✌️

それでは、皆さんいい1日にしましょう。

またね〜