陸上クラブ To Be Athlete Clubってどんなクラブ?
つくば・土浦拠点とする陸上クラブ
To Be Athlete Club
(トゥービーアスリートクラブ)
という想いで活動をしております。
幼稚園~高校生まで
年齢や目的目標に沿って
科学的根拠に基づいて
コーチングを行っています。
走るのが大好きな子はより速く!
走るのが少し苦手…な子も
どんどんかっこよく!速く!
走れるようになっています✨
随時、体験会を実施しております。
ぜひお気軽にお越しください🙌
\体験申込は公式LINEから受付中/
質問箱シリーズ
今日は久しぶりに
質問箱シリーズです。
気がついたら
⑦まで来ているこのシリーズ。
質問箱にも100件以上の
質問を頂いていて。
思い出した時に開いてみて
新規の質問の数にびっくり😳
(毎回、募集しているくせに放置はごめんて🙏)
今回の質問は割と
最近(と言ってもだいぶ経つw)
いただいていた質問で
ちょうど、同じような内容で
私も考えていて、私の両親とも
話をしたこともあって
タイムリーな話題だな!
と勝手に盛り上がりました。
この手の話題をブログに
書くかは迷ったのですが…
良い機会を頂いたので
私の勝手な、一個人の
考え方、捉え方だと思って
流し読みしてください。
(質問者の方が誰かは全く分からないので
届くと良いです。質問ありがとうございます!)
サポートする側に
立ってみて…
この質問、けっこう
奥が深いな~と思って。
なにより、質問者さんの
愛情と優しさが伝わってきます☺️
「不安」というのとは
ちょっと違いますが
私も応援者側に立ってみて
「どんな気持ちで
試合を見ればいいか分からん!」
って、つい最近まで
思っていました。(笑)
とべさんの試合だけでなく
友だちや仲のいい選手の試合を
応援者側で見ていると
競技していた時とは
違う意味で緊張する☺️
自分が試合している方が
100倍、楽だな~と思います。
励ますってめちゃむずい。
どのように接していますか?
の答えを考えた時に、
結論から言うと
「いつも通りです」
という答えになります。
(※ここからは私の場合です。
良い子のみんなは絶対に参考にしないでください。)
人を励ます、
ということが
ウルトラスーパー苦手です。
また、現役のアスリートだろうが
オリンピック選手だろうが
私にとっては「とべさん」なので
ほんとにあまり気にせず
過ごしています。
(もっと気遣え、とは思われていそうw)
気遣っていたら、たぶん訳の分からない
「かけっこ教室」なんてしないはず(笑)
けど、私の性格上、
自分が頑張れることが他にあった方が
良い関係を築ける、と感じています。
ここから先は、
私は質問者さんの旦那さんでもないし
とべさんでもないので
競技者としての
私の話をします。
スポーツ選手は孤独です。
これは、レベルが上がるほど
孤独になっていきます。
- どんな景色が見えるのか
- どんな気持ちになるのか
- 何がその肩に圧し掛かるのか
想像は出来ても、
絶対に理解することは出来ません⚠️
(きつい言い方してごめんなさい)
私が選手の時は、
そのことが一つの
モチベーションになっていました。
毎回、招集上からスタート地点に
移動する間、
無言で歩いている時に
「ああ、今、この場面は
今しか感じられない瞬間。
この感情は誰にも分からない
私だけのものだ。」
と不思議な感覚に陥っていました。
緊張と期待と不安と恐怖と
新しい自分の感情を知ることが
とても楽しかったです。
絶対に離れていかない存在。
自分のことを
信じてくれる存在。
ただ、その境地に経つまでに
さんざん荒れていました。(笑)
試合が近くなると
突然襲ってくる感情との戦い。
嫌だ、走りたくない、出たくない、
走れるのかな、走れないかもしれない、
負けたくない、勝ちたい
そういう想いで
頭がいっぱいの時もあったし
普段でも単純に、
自分の調子が悪かったら
どうしても
不機嫌になっていました🙃(迷惑w)
誰かにムカついているのではなく
出来ない自分、上手くいかないことに
イライラしてしまう。
そういう自分に
もっとイライラする😂
そのイライラは
当時の仲間にも伝わっていたと思うし
先生に八つ当たりしたこともしばしば。
なによりも、
お母さん・お父さんへの
アタリは凄まじかったと思います。
(反抗期も兼ねててそれはもうやばかったw)
メンタルトレーニングで
心をコントロールしましょう
っていうのは分かっているけど
心をコントロールするのは本当に難しい。
というか、それをしてしまうと
たぶん本能は出せない感じがする。
良い結果、狙った結果は出せても
「とんでもない結果」
は出せなくなると思います。
(あくまで私の持論。)
そんななかで、
私の両親は荒れ狂う私に
怯むこともなく、
期待するでもなく、
腫れ物を扱うようにでもなく、
避けることもなく、
突き放すこともなく、
真正面からぶつかって、
至って普通に接してくれていました。
私が競技者として
良い時も、悪い時も
「娘」として応援してくれていたし
ずっと変わらず「味方」でした。
一番の「ファン」だ
と何回も言ってくれました。
だからこそ、
最後まで納得のいくまで
私は競技者として走ることが出来ました。
(もちろん、家族には家族の
苦悩はあったと思いますが.…)
この前、テレビで吉田沙保里さんの
お母さんが出ていらっしゃった時に
おっしゃった一言が
まさにそれだな、と思いました。
どんな結果を残しても
私にとっては
大事な大事な沙保里ちゃん
また、仲間にも恵まれていました。
「絶対にしんぐーは出来る」
と可能性を信じてもらえていたからこそ
あんな過酷な戦場で戦うことが出来ました。
(自分のためだけで走っていたら
優勝は出来てないな、きっと)
だいぶ話が長くなってしまいましたが…
結論、なにがあっても
一番の味方であればいいと思います。
その存在自体が大きいし
どんなことになろうとも
可能性を信じてくれることが
1番の原動力になったな
と私は感じています。
質問者さんの旦那さんは
すでに日本代表にもなる
トップ選手なので
なにか言いたいときは
きっと言ってくれます。
そのときは黙って
聞いてあげればいいと思います。
かっこつけさせてあげるのも
奥さんの大事な役割です!(笑)
という感じで、
偉そうに語ってしまいましたが
親子でも、夫婦間でも、
先生と生徒でも、仲間でも、
どんな時も
「味方」であること。
自分の可能性を
信じてくれていること。
この存在がどれだけ貴重で
どれだけ力になるかは計り知れません。
私がそうしてもらったように
そうでありたいと思っています。
質問者さんのおかげで
思考の整理が出来ました。
ありがとうございました。
恥ずかしい内容になったので
もしかしたら、
すぐ非公開にするかもしれません。(笑)
ということで
今日も1日いい日にしましょう。
またね~
質問募集中です。
陸上競技のことでも、
それ以外のことでも!
ぜひ、お気軽に質問してください😇🔻
(回答はゆっくりめです)
4 件のコメント
ブログに書いてもらえると
思っていなくてとても嬉しい気持ちです!
一文一文、大切に読ませていただきました。選手の気持ちの強さや感じていた葛藤を聞き胸が詰まる思いです。
自分はただただ応援することしかできないと思っていましたが、その気持ちも少しは励みになるんですね。
夫は気がついたらトップレベルの選手になっていて、私の気持ちが追いついていないところがあり私も変わらなくてはいけなあと思っていました。
しかし、私にとっても夫は、選手ではなくただの夫なのでこれからもいつも通りの態度で接してもいいんだって思えました。
大切に思う気持ちと信じて応援する姿勢を崩さずにこれからも過ごしていきたいです。
みほさんの素敵な考え方を聞けてますますファンになりました!本当にありがとうございました。
ご丁寧な回答本当にありがとうございます。
とべ選手とみほさんをこれからも陰ながら応援させていただきます!!
>> フレ さん
コメントありがとうございます!
そして、ご質問ありがとうございました。
応援者として、裏側が見えている分、少しでも力になりたい…と思う気持ちが伝わってきました。
私も何をしているわけでもなく、むしろ、負荷をかけている時もありますが(笑)
「ただの人」の時間を作れるのが家族で、それが何気に効いてくると思います。
お互い、ゆる~く見守りましょう☺
こんにちは!
たまたま見つけて拝読したら、
めちゃくちゃ沁みたのでコメント失礼します。
わたしの彼氏も陸上選手です。
シーズンインしてから、ほとんど連絡が取れなくなり、今までのようにコミュニケーションができなくなって、しかもわたしは陸上どころかスポーツをやってこなかった人間なので、どうしたものかと悩んでいました。
彼も弱音を吐くタイプではなく、連絡もないので、わたしは信じて落ち着くまで待ってるし、応援してるよ、と伝えるしかできなかったのですが、それだけでも、彼の心の支えになっているのかもしれない、と、このブログを読んでわたしの心も救われました。
今までは、プレッシャーになってはいけないと思って、試合を見に行ったり、頑張れ!!と言ってこなかったのですが、次は日本選手権、応援しにいこうと思います!!
たまたま見つけましたが、本当にいいものを読ませていただきました。
ありがとうございます!
他の記事も読みましたが、みほさんのブログはわたしにとってめちゃくちゃありがたいものだったので、これからも楽しみにしています!!
>> ぴょん さん
はじめまして、コメントありがとうございます!
スポーツをやっていない方からすると、きっとシーズン中は驚くことばかりですよね。
もちろん、人にもよりますが、
「受験前の集中期間が毎年ある」と思ってもらえたらいいと思います。(笑)
自分のことに集中しているので、うまく立ち回れなくなることが私には身に覚えがあります。(^^;
あまり気にせず、言いたいことは伝えて、お二人にとって良い距離感、関係性を築けるといいですね。
こちらこそ、読んでいただきありがとうございます。
励みになります☺